
団体紹介
【京都丹波WVOC】 京都丹波WVOCは使用済みベジタブルオイルカー(Wasted Vegitable Oil Car)の普及・推進を行っている団体です。 一般車両を使用済み油で走行する車両に改造し、啓発のために実用しています。
NPOのニーズ
ベジタブルオイルカーは一般的に普及しているてんぷら油カーよりも綺麗な油を使用するため「ろ過装置」の維持管理が手軽で低コストな反面、唐揚げ等の使用済み油が使えません。また、団体の代表は、この町(南丹市)に移り住んだばかりの新規就農者のため、地元の飲食店などとのパイプがあまりない状態でした。更に、地域の飲食店など燃料供給先の開拓に必要な営業スキルを持ったメンバーもおらず、燃料供給の確保に大変苦戦していました。
プロボノチームの取り組み
- ・事業を始めた思いをヒアリング
- ・将来目標や回収方法案のヒアリング
- ・目先の目標設定と営業リストの作成
- ・法人営業ノウハウのレクチャー
- ・車のネーミングの決定
- ・シンボルマークの作成
- ・大口協賛獲得
- ・新聞社へのプレスリリース
- ・回収先を回って団体代表を紹介(挨拶)
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- *実はこの団体がコーディネーターに相談にいらした当初、依頼内容は営業ツールとしての「広報力の強化」でしたが、今回のプロボノでは依頼団体の活動地域の住民に顔が効き、ビジネスやてんぷら油カーの運用に詳しいワーカー2名をコーディネートしました。京都式プロボノのコーディネーターは普段から「中間支援」という市民活動を推進している組織なので、直に登録ワーカーとの付き合いがあるケースも多く、今回の様にピンポイントでスキルを持つワーカーをマッチングできる事が強みです。